「体を鍛えるとき、筋トレの順番によって効率が大きく変わる」という事実をご存知ですか?
実は筋トレの順番を間違えると、知らず知らずのうちに効率を大きく下げてしまうです!
この記事では最高の効率で筋トレできる順番や、筆者オススメの「1週間の筋トレカレンダー」を紹介していきます。ぜひ最後まで読んでくださいね!
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/Jc-UCKGhIlU)
体を鍛えるときの「効率的な筋トレの順番」とは?
まずは「効率的な筋トレの順番」を紹介していきます。その順番とは”大きい筋肉から鍛える”ですね。
なぜなら、冒頭でも紹介しましたが「最高の効率で筋トレを進められるから」ですね。
詳しい理由(メリット)については
次の項目で説明していきますね。
そして大きい筋肉は下半身にあります。「体の筋肉の70%は”下半身にある”」と言われているほどですよ。
『大きい筋肉から鍛える=下半身から鍛える』とも言い換えられるでしょう。次の項目では、大きな筋肉から鍛えるべき理由を説明していきますね。
「大きい筋肉から鍛えるメリット」を紹介します
大きな筋肉から鍛えるべき理由(メリット)は、以下の”5つ”あります。
- 大きい筋肉を鍛えると、小さい筋肉も鍛えられる
- 体力が多いうちに鍛えられる
- しっかり集中して鍛えられる
- 筋トレの効果が出やすい
- ダイエット効果が高い
筆者が一番でかい理由だと思っているのは「大きい筋肉を鍛えると、小さい筋肉も鍛えられる」ですね。
大きい筋肉を鍛えるときは、基本的に小さい筋肉も使っているので、まとめて鍛えることができるんです。つまり、時間短縮ができて筋トレ効率が上がりますよ。
大きい筋肉を鍛えるのって、基本的にかなりシンドイです。なので「体力が多いうちに&しっかり集中して」鍛えられるのは、とてもでかいメリットになります。
先に小さい筋肉を鍛えると
体力と集中力を使ってしまうんですね…。
そして人間の体は、大きい筋肉ほどより大きくなりやすい(「筋トレの効果が出やすい」)という性質を持っています。目に見える成果が出やすいので、モチベーションアップにも繋がりますね。
筋肉が大きくなるほど基礎代謝も上がって、”太りにくく痩せやすい体”にもなります。なので、ダイエット効果も高くなりますよ。
【これでバッチリ!】”大きい筋肉ランキング”!!
ここでは「大きい筋肉ランキング」を紹介していきます。このランキングを基準にして、次の項目から筋トレの順番&方法を解説していきますね!
- 1位:大腿四頭筋 (太もも前)
- 2位:大臀筋 (お尻)
- 3位:三角筋 (肩)
- 4位:ハムストリングス (太もも裏)
- 5位:大胸筋 (胸)
- 6位:上腕三頭筋 (二の腕)
- 7位:ヒラメ筋 (ふくらはぎ)
- 8位:広背筋 (背中)
- 9位:僧帽筋 (首〜肩〜背中)
- 10位:上腕二頭筋 (力こぶ)
- 11位:腓腹筋(ふくらはぎ)
- 12位:脊柱起立筋(背中)
- 13位:腹直筋(腹筋)
- 14位:前腕筋
- 15位:腹斜筋(腹筋)
1〜4位の中で3つが”下半身の筋肉”ですね(太もも前・裏、お尻)。腰からヒザの間にある筋肉がスゴく大きいことが分かります。
なので、まずは「太もも&お尻の筋肉から鍛える」という意識を持っていればOKですよ。
次の項目からはいよいよ、
筋トレの順番・方法を解説していきます!
体を鍛える「効率的な筋トレの順番」①:スクワット
スクワットは、おそらく一番有名なトレーニング方法です。筋トレをやった事がある人は全員やっているほど、ポピュラーなやり方ですね。
このトレーニングでは「太もも(前)」の筋肉をバッチリ鍛えられます。筋トレを始めるときは、まずスクワットからスタートしましょう。
スクワット:「10回×3セット(休憩:1分)」
- 肩幅ほどに両足を開き、足のつま先は少し外側に向ける
- 腕は「前に伸ばすor胸の前で組むor頭の後ろで組む」のどれかで固定
- しっかり背筋を伸ばしながら、ゆっくりと腰を下げる
- ゆっくりと腰を上げる
スクワットのコツとしては、以下のポイントを上げられます。
- ヒザを曲げるのではなく、股関節を使ってお尻を後ろに突き出す
- ヒザは足のつま先より前に出さない
- ヒザを内側に入れない
- 足のつま先を上げない
多くの人が「ヒザを曲げる意識&背中が曲がってる&速いスピード」で
スクワットをしているので、注意してくださいね!
体を鍛える「効率的な筋トレの順番」②:ヒップリフト
ヒップリフトはお尻の筋肉を鍛えられるトレーニングです。しかも太もも(裏)の筋肉や背中の筋肉も鍛えられるので、とてもお得な鍛え方です。
負荷が軽めなので、布団に入って眠る直前にも出来るお手軽トレーニングですよ。
ヒップリフト:「10回×3セット(休憩:30秒)」
- 仰向けに寝て、ヒザを立てる。両手は好きな場所に広げる。
- ゆっくりと腰を上げていき、肩からヒザまでを真っ直ぐにする
- ゆっくりと下げていき、1の体勢に戻す
「寝る直前に出来る&多くの筋肉に効かせられる」ので、筆者も毎日のようにやっていますよ。
慣れてきたら、肩からヒザが真っ直ぐの体勢を
2秒ほどキープしてみましょう!
体を鍛える「効率的な筋トレの順番」③:逆手腕立て
次に紹介するのが「逆手腕立て」です。その名の通り”逆手”(指を後ろに向ける)の状態で行う腕立てですよ。
三角筋に効かせられるトレーニングなので、あなたの筋トレメニューにぜひ取り入れてくださいね。
逆手腕立て:「10回×3セット(休憩:1分)」
- 上から見て”4時&8時”の方向に中指を向ける
- 「腕立て」の1~3を行う
- ヒジを伸ばして体を上げる
中指を”4時&8時”に向けていることで、腕立ての刺激がダイレクトに三角筋へと届きます。
「逆手腕立て」をすると、
三角筋がドンドン大きくなっていきますよ。
体を鍛える「効率的な筋トレの順番」④:レッグカール
レッグカールは太もも(裏)をピンポイントで鍛えられるトレーニングです。
ヒップリフトと同じく、寝た状態で出来るトレーニングなので、自宅で簡単にいつでも始められますよ。
レッグカール:「20回×3セット(休憩:30秒)」
- うつ伏せで横になり、両手は顔の下に置く
- オデコ〜みぞおちまでを浮かせる
- かかとをお尻に当てるように膝を曲げていく
- ゆっくりと元に戻していく
「仰向けで行うヒップリフト&うつ伏せで行うレッグカール」のペアは、負荷が軽く簡単なので、日課としても続けられることでしょう。
上半身は力まず、つま先は曲げず、
動作は全てゆっくり行いましょう。
体を鍛える「効率的な筋トレの順番」⑤:デクラインプッシュアップ
デクラインプッシュアップは、机やイスなどに足を乗せて行うプッシュアップです。かなり高い強度で、胸の筋肉を刺激できますよ。
デクラインプッシュアップ「15回×3セット(休憩:1分)」
- ヒザと同じ高さのアイテム(机、イスなど)を用意する
- アイテムに足を乗せ、肩の真下に手を置く
- 顔を前に向けて、体を真っ直ぐにする
- ゆっくりと、床につく直前まで体を下げていく
- 親指で床を押す意識で、体を素早く上げる
ヒジが体の外側に広がってしまわないよう、腹筋に力を入れるのがポイントですね。
このトレーニングは、胸の筋肉を強く刺激できるので
筆者イチオシですよ!
【筆者オススメ】「1週間の筋トレカレンダー」を紹介!
ここで、筆者オススメの「1週間の筋トレカレンダー」を紹介します。このカレンダー通りにトレーニングすれば、さらに効率良く筋肉を鍛えられますよ。
- 1日目:スクワット&ヒップリフト2日目:スクワット&逆手腕立て
- 3日目:ヒップリフト&逆手腕立て
- 4日目:レッグカール&デクラインプッシュアップ
- 5日目:5つの筋トレすべて
- 6日目:小さい筋肉トレーニング
- 7日目:休養日
1〜3日目で大きい筋肉ベスト3をトレーニングし、4・5日目で太もも(裏)と三角筋を含めたベスト5の筋肉をトレーニングします。
そして6日目に腹筋や背筋・ふくらはぎなど、あなたが鍛えたい筋肉を鍛えていきましょう。そして7日目は休養日、筋肉を休ませます。
いろいろ試した筆者が
「これが一番!」とたどり着いたのが
上記のカレンダーですよ。
体を鍛えるときの「効率的な筋トレの順番」まとめ
体を鍛える時の”効率的な筋トレの順番”を紹介しました。記事の内容をおさらいすると、こうなりますね。
- 大きな筋肉から筋トレすべき!
- 「大きな筋肉=下半身の筋肉」とも言えるので、下半身から鍛えよう!
- ”太もも(前)→お尻→三角筋→太もも(裏)→胸”の順番でトレーニングすると尚良し。
筋トレの方法や筆者オススメのカレンダーも紹介したので、ぜひ今すぐ「スクワット」から始めてみてくださいね!
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