腹筋運動をしたら腰が痛くなったという経験をお持ちの方は多いと思います。その原因はご存知でしょうか?
今回は、腹筋をした後に腰が痛くなる原因を解説し、そうならないための効果的な対策について説明します。
また、腹筋をする際の理想的な姿勢や、体の角度を調整する方法についても解説していきます。
それでは、痛みや不快感なく腹筋をしたい方は、ぜひご一読ください。
はじめに
腹筋は、体幹の筋肉を鍛え、お腹を引き締めるために最も人気のあるエクササイズの一つです。器具を使わずに簡単にできるのが魅力です。
しかし、正しい方法で行わないと、腰痛の原因となることがあります。背中の筋肉に過剰な力を入れやすいからです。
今回は、腹筋をした後に腰痛になる原因と、その予防策をご紹介します。
腹筋をした後に腰が痛くなる原因
腹筋をした後に腰が痛くなる原因は、いくつか考えられます。以下、代表的な原因をご紹介します。
– 体幹の筋肉が弱い
体幹の筋肉が弱いと、腹筋をするときに背中を支えられないことがあります。これが腰痛の原因になります。
– 姿勢が悪い
腹筋をするときに姿勢が悪いと、背中の筋肉にかかる負担が大きくなり、腰痛につながることがあります。
– ウォーミングアップが不十分
腹筋をする前にきちんとウォーミングアップをしないと、筋肉が硬くなりすぎてしまいます。腰痛の原因になります。
– 重量が重すぎる
腹筋の回数を多くしようとしたり、重量を多くしすぎると、無理が生じ、腰痛の原因になります。
腹筋をするときの理想的な姿勢
腹筋の理想的な姿勢は、胸と腰を寝床に密着させ、腕と脚をまっすぐに伸ばすことです。
腰は少し反らせて、体幹をしっかりさせることが大切です。
体の角度を調整するコツ
それでも腰が痛い場合は、体の角度を調整することで腰への負担を軽減することができます。
まずは、足を地面につけ、膝を90度に曲げた状態で腹筋をします。それでも無理な場合は、足を上げて腰と膝が一直線になるようにします。
椅子や壁など、安定したものにつかまって行います。
腹筋後の腰痛を予防する効果的な方法
腹筋後の腰痛を防ぐには、自分の体に合った腹筋の種類を選ぶことも大切です。
腹筋の中には、全力腹筋やクランチなど、腰の筋肉に大きな負担がかかるものがあります。
腰痛になりやすい人は、膝を曲げて行う腹筋や脚上げなど、負担の少ない腹筋を選ぶとよいかもしれません。
さらに、壁に向かって行う腹筋や、部分的に可動域を広げて行う腹筋など、あまり強くない腹筋の改良から始めるとよいかもしれません。
最後に、腰痛の原因となっている基礎疾患を知っておくことも大切です。持病がある場合は、何らかの運動をする前に、主治医に相談することが大切です。
まとめ。腹筋すると腰が痛いのはなぜ?原因&対策を紹介
まとめると、腹筋後の腰痛は、正しいフォームとテクニックで予防することができる。
腰痛を防ぐには、体幹の筋肉を正しく鍛えること、良い姿勢を保つこと、自分の体に合った腹筋の種類を選ぶことが大切です。
さらに、何か既往症がある場合は、行う前に医師に相談しましょう。
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