卵は筋肉増強に役立つ？【1日何個？ゆでた方が良い？？】

筋肉をつけるために卵を食べることは、何も新しいことではありません。

卵に含まれるタンパク質は、運動習慣にもよりますが、筋肉を作ったり修復したりするのを助けることができます。

体を大きくしようとしているときに卵を食べると、筋肉量と筋力を増やすのに役立つという研究結果があります。

しかし、1日に何個食べればいいのでしょうか？そして、ゆで卵にすることは有益なのでしょうか？

この記事では、卵が筋肉増強にどのように役立つのか、詳しくご紹介します。

Contents

1.卵は筋肉をつけるのに役立つの？

筋肉をつけるとなると、タンパク質が重要な役割を果たします。

タンパク質は筋肉の構成要素のような役割を果たし、運動で破壊された筋繊維を修復し、再生するのに役立ちます。

卵のような良質のタンパク源を豊富に含む食事をすることで、強く健康な筋肉を作るために必要なアミノ酸を体に供給することができます。

卵には筋肉の形成と修復を助けるアミノ酸である分岐鎖アミノ酸（BCAA）が多く含まれています。

赤身の肉や乳製品など、他にも優れたタンパク源はありますが、卵はタンパク質の摂取量を増やすための手頃で便利な方法なのです。

米国科学技術医学アカデミーは、平均的な成人は体重1キログラムあたり0.8グラムのタンパク質を摂取する必要があるとしています。

運動習慣や個人の目標によっては、推奨量より多く必要な場合があります。

筋肉の増強をサポートするためにタンパク質の摂取量を増やすとなると、1日に2〜3個の卵を食べるのが効果的です。

これだけの卵を食べることが筋肉の増強と強さに有効であることが研究で示されています。タンパク質の質も重要です。

有機卵や放し飼いの卵を選ぶようにしましょう。

ゆで卵は消化が良く、卵の栄養素をより効率的に体に吸収させることができます。

また、ゆで卵は生卵よりも若干カロリーが低いので、1日の摂取カロリーを把握しやすくなります。

とはいえ、筋肉をつけるという点では、生卵よりもゆで卵の方が有益であるとする研究はあまりありません。

卵は優れたタンパク源ですが、他のタンパク源も食事に取り入れることが重要です。

赤身の肉や乳製品など、さまざまな良質なタンパク源を食べることで、筋肉の形成と修復を助ける適切な量のタンパク質を摂取することができます。

卵は筋肉をつけるための食事に最適な食材です。手頃な値段で手軽にタンパク質を摂取でき、1日に必要なタンパク質の摂取量を満たすことができます。

1日に2〜3個の卵を食べることで、筋肉の増強に役立ちますが、他のタンパク質源も食事に取り入れた方がよいでしょう。

ゆで卵は消化に良く、生卵より若干カロリーが低いですが、ゆで卵が生卵より筋肉増強に有効であるという証拠はありません。