「世界最高のボクサー:マニー・パッキャオの腹筋トレがエゲツなかったらしい。どんなトレーニングだったの?」
「エゲツない腹筋トレで、お腹はどれくらいバキバキに?彼のトレーニングをマネれば、自分もシュッとなれるかな…」
「そもそも何でそこまで鍛えてたの?やっぱりボクシングに強い腹筋は欠かせないから?」
この記事では、そんな疑問を解決していきますね。
史上2人目の『6階級制覇ボクサー』として、長く愛されてきたフィリピン人ボクサー:パッキャオ(身長:168cm)
階級を上げるごとに対戦相手は大きくゴツくなりましたが、それでもボコボコ打ち勝てた理由の1つは「腹筋を鍛え上げたから」でしょう。
パッキャオ以上にお腹を鍛えたボクサーいない説!
そんな彼のトレーニング動画を交えて、パッキャオの腹筋について解説していきます。ぜひ最後まで読んでくださいね!
パッキャオの腹筋トレを”5つのタイプ”に分けて解説
マニー・パッキャオはこれら5タイプのトレーニングで、お腹をバキバキに作り上げました。
もうちょいシンプルに言うと「いろいろな方法で腹筋をまんべんなく刺激」。これがパッキャオ流腹筋の本質ですよ。
鍛えてない腹筋など無い!
ちなみにパッキャオと同じ腹筋トレにトライした筆者、3日間も激しい筋肉痛に襲われました(笑)逆に言えば、それほどハードに刺激できる証ですね。
そんなパッキャオ流腹筋トレ、タイプ別&動画付きで解説していきます!
パッキャオ流腹筋トレ:足上げ
地面に座ったパッキャオは、上げた足を上下左右に振る・胸に引き寄せることで腹筋を刺激してますね。
この筋トレ、地味ですがめっちゃ効果あり!じつは『座って足を上げる』だけでも6パックはガチガチになりますし、その状態で足を動かしちゃえば…。
ゴリッゴリに鍛えられます!!!
お腹を手軽に刺激できる”足上げ腹筋”。あなたも自宅でくつろいでる時、10秒ほどトライしてみてはいかがでしょう?
「床とお尻がくっ付いてるときは足を上げる」←これを意識&実践するだけでOK。簡単ですよね。
そして短い秒数を積み上げれば、いつの間にかポコポコ割れた6パックへ。いや、それすら飛び越えて”8パック”を身に付けてるかも知れませんよ!
パッキャオ流腹筋トレ:クランチ
『クランチ』とは、鳩尾(みぞおち)を曲げて腹筋を鍛えるトレーニングです。腰〜背中の真ん中あたりは地面に付けたまま、鳩尾〜頭を浮かすイメージ。
この筋トレも見た目が地味ですよね。ハデな動きは一切ありませんし、「こんなんホンマに効くの?」なんて思われるかも。
しかし実際やってみると、コレがめっちゃキツい!上の方の腹筋が痛くなるほど効きますよ。
痛い・キツい・苦しいの3連コンボを味わえる。笑
ちなみに筆者は生まれて初めてクランチした時、冗談抜きで吐きそうになりました。キツすぎて。しかも5秒続けただけで。
そんな経験があるからこそ「腹筋をめちゃくちゃ鍛えられるよ!」とオススメできます。動き自体はとてもシンプルなので、まずは寝る前に3秒ほどトライしてみてくださいね。
パッキャオ流腹筋トレ:ねじり
体をねじっての腹筋は、ワキ腹の筋肉(腹斜筋・腹横筋)を鍛えられます。
ココは普段意識しない部位なので、3回くらいねじっただけで「キツい!もう無理!!」なんて感じるかも。
とくに最初はめっちゃキツい!
しかしお腹を引き締めるために、このトレーニングは欠かせません。続ければ続けるほどシュッとしていきますよ。
キツい・しんどいだけの見返りは十分あるので、あなたの筋トレメニューにぜひ入れてみてくださいね。
パッキャオ流腹筋トレ:サイド
サイド腹筋は『体を側面に曲げる』というタイプの筋トレ。これもワキ腹の筋肉(腹斜筋・腹横筋)を鍛えられますよ。
しかし、ねじり腹筋とは刺激のかかり方が異なります。なんというか、サイド腹筋はインナーマッスルをより強く刺激するイメージです。
ワキ腹の奥の方が熱くなりますよ。
そして鍛えたインナーマッスルは体勢を安定させる。つまり「パンチを打った後の体勢の崩れ」も予防できるんですね。
だからこそパッキャオは、強力&速いパンチを連打できたのでしょう。何発打とうが、強力なパンチを出せる体勢をキープできたので。
パッキャオ流腹筋トレ:横上げ
最後に紹介するのは、横上げタイプの腹筋ですね。ワキ腹の筋肉(腹斜筋・腹横筋)を鍛えられますが、個人的にこのトレーニングが一番やりにくいです。笑
なんというか『曲がらない方向にお腹を曲げる』みたいに感じるんですよね。なので未だに「あ、こうやって効かすのか」という感覚を掴んでません。
ちょっとニガテ…
しかしパッキャオが取り組んでる以上、腹筋を鍛える効果があるのは間違いなし!
ワキ腹に効かすコツを掴めたら、お腹周りは一気にスッキリすることでしょう。ぜひ筆者と一緒にチャレンジしていきましょうね。
ちなみに、ここまで解説してきた5タイプの腹筋トレには『共通してるポイント』があります。
そのポイントを厳守すれば、腹筋はより効率的にバキバキしていきますよ。次の項目で紹介!
パッキャオ流腹筋トレの効率を上げるポイントとは?
『腹筋のトレーニング』←この言葉を聞いて「=上半身を上げ切る」とイメージしてませんか?
そのイメージ、じつは間違ってます。腹筋を効率よく鍛えるには「上半身は上げ切らない(上げるのは途中まで)」が正解なんですね。
なぜ途中まで上げるが正解なのか?それは上げ切ってしまうと、腹筋への刺激がほぼゼロになるからです。
腹筋を刺激するタイミングって、上半身を起こし始めた瞬間〜45°くらいに上がるまで。つまり上げ切る必要はありませんし、逆に腰を痛めることもありますよ。
下の動画にも詳しい説明あり↓
あなたがパッキャオ流腹筋トレをするときも、『上半身は途中まで上げる』を意識してくださいね!
【画像で紹介】パッキャオはどんな腹筋してる?【まるで岩】
めっちゃカッコ良くないですか?ちなみにこれらは全て『パッキャオが30代半ばの画像』ですよ。
いわゆる”オッサン”なのに、この腹筋はヤバい…!
一般的な30代半ば男性といえば、そろそろお腹がボテッとしてくる時期。ビールっ腹がそろそろ隠しきれなくなるタイミングですよね。
だけどパッキャオはムダな脂肪が一切無し!ハードトレーニングを怠らずに続けてるからこそ、キレッキレのボディをキープできたのでしょう。
そして腹筋をここまで鍛えたからこそ、史上2人目の6階級制覇(飛び級だったため、”実質10階級制覇”とも)を達成できたと思われます。
そこで次の項目では『ボクシングにおける腹筋の重要性』を解説。「パッキャオは腹筋をゴリゴリに鍛えた。だからボクサーとして強くなった」を、科学的に証明しますね。
【そもそも論】ボクシングにおいて腹筋って重要?
パンチ力・ディフェンス力・耐久力…そのどれもが”強いボクサー”となるためには不可欠ですよね。
そして腹筋を鍛えればこれら3つが向上。しかしまったく鍛えなければ、衰えていくばかり…。だからこそ腹筋を鍛え上げたパッキャオは、最強のボクサーになれました。
もうちょっと詳しく説明していきますね。
腹筋を鍛えると、なぜパンチ力がアップ?
腹筋を鍛えると『下半身の力をコブシに伝えやすくなる』ため、パンチ力がアップします。
そもそもですが「強いパンチ」とは「下半身の力をコブシに上手く伝えてるパンチ」とも言い換えられます。
足でリングを蹴り、その勢いをコブシに流して殴る。これができるとパンチは強くなるんですね。
しかし腹筋が弱いと、リングを蹴った勢いをなかなか伝達できない。だからこそ腹筋の仕上がりによって、パンチ力が上下するんですね。
腹筋は、下半身が生んだ力の『伝達役』!
腹筋を鍛えると、なぜディフェンス力がアップ?
腹筋を鍛えると『ダッキング・ウィービング・スウェー』のクオリティが良くなるため、ディフェンス力がアップします。
ダッキングは下、ウィービングは横、スウェーは後ろに避ける!
まぁシンプルに言うと「鍛えた腹筋は上体をスピーディに動かせる。だから相手パンチを外しやすくなる」ですよ。
パッキャオは”フットワークでパンチを外すイメージ”が強いボクサー。しかし試合をじっくり見ると、高レベルなウィービングを細かく使ってることも分かるでしょう。
腹筋を鍛えると、なぜ耐久力がアップ?
腹筋を鍛えると『ボディブローに強くなる』ため、耐久力がアップします。
ムキムキの腹筋はまるで”鎧”のようにお腹をガード。つまり相手のボディブローでKOされてしまったり、大ダメージを負ったりすることが少なくなるんですね。
なんとなく直感的にイメージできると思います。
ちなみにパッキャオ、顔へのパンチでKO負けしたことはあります。しかしボディブローではダウンしたことすらありません。彼の腹筋はまさに鎧でした!
ここまで「パッキャオの腹筋」について紹介・解説してきました。とてもハードな筋トレで、バッキバキの腹筋を作ってましたよね。
しかしあまりにもバキバキだった為、『ドーピング使ってるだろ!』という疑惑をかけられたことがあるんです。
実は『ドーピング疑惑』があったパッキャオ。その真相は?
結論から言えば、パッキャオがドーピング検査に引っかかった回数はゼロ。つまり『筋肉増強剤は使った』という証拠はありませんでした。
彼のバキバキボディは、地味なトレーニングを地道に続けて作られたモノ。そして検査結果がシロだったことで、パッキャオの評価はさらに高まりました。
「あの体をナチュラルに作り上げた!すげぇ!!」って具合ですね。
腹筋はおクスリ無しでもバキバキになります。あなたも地味なトレーニングを続けて、パッキャオと同じお腹を作っていきましょう!
マニー・パッキャオの腹筋トレについてまとめ
1995年〜2021年まで26年間もプロ生活を送り、数多くの強敵・難敵を破ってきたパッキャオ。
そんな彼の快進撃を支えた要因の1つは、間違いなく「鍛え上げた腹筋」でしょう。もしお腹がポヨポヨだったら、そもそも世界チャンピオンになれてなかったかも。
腹筋がパッキャオをスターダムへ押し上げた!
そして彼の腹筋トレは、あなたが今日からでも取り組めるメニューばかりです。ぜひ『足上げ腹筋』からトライしてみましょう!
あなたが理想のボディになるため、この記事が役立てば幸いです。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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